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ひと夏の恋……そして……
第6章 忘れられない夏

「で?いつまでこの島にいるつもりなんだ?」

「夏樹さえよければ大学が始まるまで?ちゃんと食費は出すし、何なら民宿も手伝うよ」

「それはいいんだけど……まぁいっか。学生最後の夏だしな。楽しもうぜ」

それから夏樹と高瀬さんは大学の話を始めた。
私の知らないことばかりで面白くない。
暇を持て余している私に気が付かない夏樹は、島内を案内すると言い始め私は置き去りにされた。

「真緒ごめんな。初めて島に来たやつだから色々と案内してやりたいんだ。この島が良いところだろうって自慢したいんだ」

そう言われるとダメとは言えない。
大学で本土の方に出ている夏樹は地元が大好きだ。
大学を卒業したら島に戻ってきたいと今でも思っているほど島愛が強い。
だから外から来た友達に島を案内したいと思う気持ちもわかるし、そんな夏樹の気持ちを大切にしたいと思うと、行っておいでよと言うしかなった。
夏樹と和泉さんを送り出してすることがなくなった私は、お店に出る以外することがない。
ひとりで部屋にいるよりはマシだと、いつもの時間までお店を手伝っていた。


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