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とし子の悲劇
第4章 とし子の悲劇・第4部
「久永さん!!アタシは思い切り怒っているのよ!!あんたね!!アタシが高松で暮らしていた時のダンナの父親から衣服をボロボロにされて、下着を引きずり下ろされてシツヨウにレイプされてボロボロに傷ついている上にどうして再婚を勧めたりしたのよ!?アタシはね!!ダンナはいらないのよ!!それなのにどうして再婚を勧めたりしたのよ!?」
「どうしてって、としこさんの両親が…としこさんには今度こそ幸せになってほしいと思って…」
「うるさいわね!!それはアタシの両親の単なる自己満足なのよ!!」

アタシは、久永さんに怒鳴り付けた後に大きくため息をついてからこう言いました。

「あのね久永さん、アタシはね…4度も結婚生活に失敗してボロボロに傷ついているのよ…胎内の赤ちゃんは、クソッタレがアタシを殴ったことで胎盤ハクリを起こして流産してしまったのよ…義父母とじいやんはね!!自分さえよければいい性格だから…子供の教育にはゼンゼン関心がないのよ…徳島県議会議員になったのは…会社勤めをしてもお給料が上がらない仕事をしても意味がないから…クソッタレは会社の上司に口答えばかりを繰り返して、与えられた仕事を放棄していたと思うわよ…よくそんな性格で県議会議員になれたわね!!議員になったとたんに上級国民になったからって、えらそうになったのよ!!クソッタレは選挙運動期間中に支援してくださった町民のみなさまの気持ちをヘーゼンとふみにじっていたからショウシンショウメイのクソッタレなのよ!!」
「としこさん、お願いですから…真佐浩さん…」
「はぐいたらしい(あつかましい)わね!!あんたはどこのどこまでクソッタレ上級国民の男のカタを持つわけなのよ!?あんたのこともこらえへんけん!!」
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