この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
とし子の悲劇
第4章 とし子の悲劇・第4部

3
アタシは、四国中央市へ逃げてからはデリヘル嬢とサンクスのバイトをかけもちしまして、お金を稼ぐ日々を送っていました。
ちづるは、クソッタレにきつい暴力をふるわれたことが原因ですっかり心を閉ざしていました。
ちづるは、一度シェルターに保護された後、近畿地方の北部にあります母子保護施設に送られました。
ちづるのダンナは、友人の家に転がり込んだ後はほとんど部屋に閉じこもりがちになりまして、勤めには出なくなってしまいました。
8月3日のことでありました。
クソッタレは、小松島中郷町のスナックの従業員さんの女性の芹華さんのことが好きになりましたので、芹華さんを新しいお嫁さんにすると義父母とじいやんに言いましたので、義父母とじいやんは困り果てていました。
一緒に居合わせていました久永さんは、クソッタレに『としこさんのことはどうするのだ!?』ととがめましたが、クソッタレは聞く耳を持とうとしませんでした。
久永さんは、アタシとクソッタレのお見合いから再入籍までお世話をしていたので、離婚されたら困るとあつかましい声でクソッタレに真佐浩に言いました。
しかし、クソッタレは『オレはとしことは結婚したくなかったのだよ!!よくもオレの結婚相手を勝手に決めたな!!』と言いまして、チッと舌打ちしました。
芹華さんも『真佐浩はアタシが好きなのよ…としこは用済みよ…』と冷めた声でアタシのことをグロウしていました。
久永さんは、ああ情けないと言う表情になっていましたが、クソッタレと芹華さんはヘイゼンとした様子で『ダーリン』『なあに?』とつばえていた(じゃれあっていた)のでありました。
その日の夜10時のことでありました。
アタシがバイトをしているサンクスに久永がやって来まして、真佐浩をどうにかしてくれとアタシに言ってきました。
アタシは、駐車場のゴミ箱の整理をしながら久永さんにこう言いました。
アタシは、四国中央市へ逃げてからはデリヘル嬢とサンクスのバイトをかけもちしまして、お金を稼ぐ日々を送っていました。
ちづるは、クソッタレにきつい暴力をふるわれたことが原因ですっかり心を閉ざしていました。
ちづるは、一度シェルターに保護された後、近畿地方の北部にあります母子保護施設に送られました。
ちづるのダンナは、友人の家に転がり込んだ後はほとんど部屋に閉じこもりがちになりまして、勤めには出なくなってしまいました。
8月3日のことでありました。
クソッタレは、小松島中郷町のスナックの従業員さんの女性の芹華さんのことが好きになりましたので、芹華さんを新しいお嫁さんにすると義父母とじいやんに言いましたので、義父母とじいやんは困り果てていました。
一緒に居合わせていました久永さんは、クソッタレに『としこさんのことはどうするのだ!?』ととがめましたが、クソッタレは聞く耳を持とうとしませんでした。
久永さんは、アタシとクソッタレのお見合いから再入籍までお世話をしていたので、離婚されたら困るとあつかましい声でクソッタレに真佐浩に言いました。
しかし、クソッタレは『オレはとしことは結婚したくなかったのだよ!!よくもオレの結婚相手を勝手に決めたな!!』と言いまして、チッと舌打ちしました。
芹華さんも『真佐浩はアタシが好きなのよ…としこは用済みよ…』と冷めた声でアタシのことをグロウしていました。
久永さんは、ああ情けないと言う表情になっていましたが、クソッタレと芹華さんはヘイゼンとした様子で『ダーリン』『なあに?』とつばえていた(じゃれあっていた)のでありました。
その日の夜10時のことでありました。
アタシがバイトをしているサンクスに久永がやって来まして、真佐浩をどうにかしてくれとアタシに言ってきました。
アタシは、駐車場のゴミ箱の整理をしながら久永さんにこう言いました。

