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とし子の悲劇
第3章 とし子の悲劇・第3部
「としこさん、お願いですからそんなに怒らないでくださいよぉ…本当にひろむさんのご両親は泣いているのですよぉ…」
「はぐいたらしいわねあんたは!!もとはと言えば、クソ義妹を甘やかすだけ甘やかしたことが原因であななことになったのでしょ…あんたも子を持つ親なんだからその辺のことは理解してはるのでしょ!!」
「分かってますよぉ…だけどねとしこさん…」
「アタシにどうしてほしいと言いたいのかしら!?」
「どうしてほしいって…としこさんの手料理が食べたい、みそしるを炊いてほしい、目玉焼きをやいてほしい…」
「イヤ!!キッパリと断るわ!!あななことを言うのは都合が悪くなったらやっぱり帰って来てくれと言う貧弱な男のショウコなのよ!!アタシは家庭科が死ぬほどイヤだから料理がゼンゼンできないのよ!!武方さん!!」
「としこさん…ひろむさんは一度離婚の経験があるのだよ…」
「あんたはひろむがどうして離婚をしたのかが分かっていないからそななことが言えるのよ!!クソッタレのひろむはお嫁さんにきつい暴力を加えて大ケガを負わせて傷害罪で逮捕された前科があることをなんでアタシに隠していたのよ!!ああ、それだけじゃないわよ!!亡くなったクソッタレ義妹がわがままな子になってしまったのも、義弟が結婚できないのも、結局は虫ケラ以下のモンペア義父母の育て方が悪いからそのようになったのでしょ!!あんたもね!!人のバイト先に突然フラりとやって来て、ゴタゴタゴタゴタ言いに来ないでよ!!帰ってよ!!帰らないとケーサツを呼ぶわよ!!」

アタシは、武方さんに思い切りキレた後に奥の部屋に逃げて行きました。

その頃、クソッタレのひろむもアタシと離婚をすることを決めていたので気持ちがますますかたくなになっていました。

この時、ふたりの夫婦関係の冷え込みは危険水域に突入していて、関係修復は不可能になっていました。
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