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あなたからは逃げられない
第21章 新人研修中の出来事

海に着いて少し外の風に当たるとさっきの事を思い出してしまった。
「あのね、優兄ちゃんってどうなっちゃうの?」
「気になるか?」
そりゃ少しは気になってる私がいる。だって…警察に連れて行かれてそれからのことはよく分からない。
私は正直に少し気になると伝えた。
「まぁ、これが初犯なら執行猶予付きで済むんじゃねぇかな。あいつがどんなことしてきたかによると思うけど。」
これ以上聞くのはやめておこう。
私はそっか。と話を終わらせて早くホテル戻ろう。つれてきてくれてありがとうと伝えると龍輝さんはまた車に私を乗せホテルへと向かった。
着いたホテルはまたこんな高そうなホテルに…と思うほどの有名なホテルだった。
ホテルマンに車を預け私たちはフロントへと向かう。
フロントで宿泊手続きをしていると違うホテルマンの方が近くに来てご案内します。と言ってくれた。すぐ龍輝さんがやってきて私たちは高層階の部屋に案内された。
「あ、服明日の朝までにクリーニングしといてくれる?」
『かしこまりました。朝7時までにお部屋にお持ちします。』
龍輝さんに先風呂入ってこいとバスルームに追い込まれてしまった。

