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永遠の愛を奪って
第4章 永遠の愛と出会い



「何もないですよ。私と青木くんですよ?
イケメンには近づけませんって。それにあまり話したことがありませんでしたし……」


尊敬する先輩である穂並さんに初めて嘘をついてしまった。


でも私が青木くんのことを好きなのはまだ教える訳にはいかない。


もし、好きになった人が青木くんではなかったら素直に話していたと思う。


穂並さんは私に好きな人ができないかずっと応援してくれていたから……。



「ふーん。何もなかったかぁ~。それにしても青木は小春のことを名前で呼ぶよね。なんでだろう?」


「さあ……、なんででしょうね?社交的だからじゃないですか」


「それはあるかも。でもあたしのことは苗字だけど?」

「きっと穂並さんは先輩だからですよ」


「そうなるなら青木は小春のことは下に見てるってこと……?小春にだけはさん付けもしないし、直すように言っておくわ」


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