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永遠の愛を奪って
第20章 小春の望むこと



晩御飯を終えてから二階の部屋に行き、畳の上に横になって考えて事をしていると祐がやって来た。


屈んで仰向けになっている私のことを見下ろしておでこに手を当ててくる。


「風邪でも引いたか?ちょっと熱くない?」


「喉も痛くないし、引いてないよ」


「じゃあ、まさか妊娠した……?妊娠してると微熱になったりするんだろ?」


「それは……、まだ生理が来てないから分からないけど……」


悩みすぎて自分の体温が上がっていることさえ気づかなかった。


ほぼ毎日セックスをしているけど避妊をしているからその可能性は低いと思う。


「知恵熱だよ。多分」


「いや、分かんねーじゃん。風邪じゃないなら考えられるわけだし。
突いてる時にコンドームが外れそうになったこともあるし……」


「えっ!?そんなことがあったの!?」


「うん。でも気持ちよくて小春に言えなかった。一応直して続きをしたけど……」


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