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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…

イケメンに抱かれることができて浮かれているだけ。
まぁ、浮かれているのも青木くんと特別な関係になれたことが嬉しいのも間違いではないけれど……。
セックスもしてみたかったし……。
「ひっ!?」
「どうした、はくまい。変な声を出すなよ」
「すみません……。って、はくまいじゃなくてしらよねですってば」
判子を押している姿を見ていたら急に太股辺りを何かが触れた気がして、驚いて色気もない声を出してしまった。
トントンッと軽く叩くように触れていたのは青木くんの指で、ストッキングを穿いている私の脚に何かの紙も当ててきた。
先輩に気づかれないように渡したいものだから仕事をしているフリをしながらこうしているんだろう。
下ろしていた手を渡そうとしている物のところにそっと近づけると、青木くんに折りたたまれた紙を急いで握らされた。

