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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…

このタイミングだと恐らくさっき女子トイレで話していた女性社員たちが誘ったんだろう。
「月曜日から飲む気になれないので断りました」
「うわー。女からの誘いって滅多にないのに勿体ねぇ。
あっ、左にいた髪長い子は可愛くなかったか?スタイルもいいし」
「まぁ、可愛いとは思いますけど。オレのタイプではないんで」
「顔じゃないと言ったらやっぱり胸かー。おまえも巨乳派だったとはな」
「そうですね。先輩とそこは合いますね」
青木くんが見ているところは胸……。
悔しいけど私の胸は目に入らない分類になっているんだろう。一応、褒めてくれてはいたけども……。
先輩に判子を押してもらう書類の数は二十枚ほど。
男同士の生々しい話を棒立ちで聞いているのは心苦しいから早く押して欲しい。
それに青木くんは先輩と話しながらもパソコンに向かって仕事をしている。
当たり前のことだけど、普段通りにしているということは私を抱いたのを忘れているんだろうか。
それともあれは酔った勢いでセックスをしただけだったとか……?

