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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…



からかってくる先輩の隣のデスクの椅子を引いて座ったのは青木くん。


顔を見た瞬間に体を交えた夜のことをを思い出して、なんだか前よりも男として意識してしまう。

そして子宮の辺りが密かにじわりと熱くなった気がした。



「青木か~。そういえば白米とは同期だったんだっけ?」


「いいえ。オレは新卒で入社したので小春の方が後ですよ」



「ふーん。それなのに名前で呼ぶなんて仲良しだなー。おまえら付き合ってんの?」


恋人のように見られてカァッと一気に顔まで体温が上昇する。


それを隠すように私は両手をぶんぶんと振って否定した。


「つっ、付き合ってません!」


「小春の言う通りですよ。ただの同僚ですって」



「怪しいな~。まっ、白米だからそんな感じか」


どういう意味だ、それは。

再び呆れた顔をして私は先輩のことを睨む。



「青木はモテるもんなー。さっき女から飲みに誘われてたし。
あの様子だと飲んだその後も期待されてるだろ」


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