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永遠の愛を奪って
第3章 これはきっと恋だから…



……っといっても青木くんの気持ちもよく知らない。


だから、ふたりが男と女としてどこまで進んでいるのかでさえ想像がつかなかった。




「すみません。この書類に判子をお願いします」


トイレから戻った後、私は隣の課へ向かって知り合いの先輩に書類を提出しに行った。


判子を押してもらいたい紙を差し出すと、なぜなのかニヤリと口角を上げて私のことを見てくる。



「おっ、白米か。今日の弁当に入っている炭水化物は?」


「はくまい……ってまたですか。からかわないでくださいよ」


飲み会の時もこんな感じの会話があったけど小学生じみた言動に呆れてしまう。



「先輩。小春の苗字をいい加減に覚えてあげてくださいよ。いつもからかってません?」


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