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累(かさね)
第2章 不法侵入家族(よそもん)
常吉に殴られた義久は、しげよとかずみとしげみとまりえとふたりの娘がいる食卓に戻りまして朝ごはんを食べようとしていましたが、しげよに怒ったような声で言うて行きましたので大ゲンカになってしまいました。

「なあ、もうえかろが…常吉とかずみの帰りが大きく遅れてしまった理由はフリョの事故による交通障害だということだと言うことをどうして信じてやろうとせえへんのだ…」
「ゆうべのことについてはフリョの事故だと言うことはわかっているわよ…だけど、アタシは家族にもしものことがあったらいかんと思っていたから…つい…」

義久は、しげよがいいわけがましい声で言うていると思い込んでいたので、テーブルの上に置いていたしょうゆが入っている小びんをしげよに投げつけました。

「あなた!!」
「やかましいオドレ!!いまさっきテイシュにたてつくような声で言うたからおこっとんや!!」
「アタシがいつあなたにたてつくような声で言うたと言うのよ!!」
「いまさっきだ!!」
「あなた!!穂花と愛瑠が近くにいるのだからそんなに大声出さないでよ!!」
「だまれ!!オドレはテイシュにたてつくだけたてついたのだからこらえへんから!!向こうの部屋へ行っとけ!!オドレはどこのどこまでテイシュに刃向かう気だ!!ワシの言うことにしたがえ!!」

端で聞いていたかずみとしげみは『こんなギスギスした気持ちで朝ごはんなんか食べられないわよ!!』と怒りましたあと食卓から出て行きました。

しげよも怒った表情で食卓から出て行きました。

義久が『どいつもこいつも家のヌシに刃向かいやがって!!』と怒っていましたので、まりえは穂花と愛瑠に『おじさまに話があるから向こうに行っていなさい。』と言いました。

穂花が愛瑠を連れてとなりの部屋に行ったのをみて、まりえは義久にお話があると言いました。
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