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セイドレイ【完結】
第53章 落日
「...な、何を今更...まさか孕むのが怖いとでも言いたいのか?...笑わせる。誰の子だろうが関係なく産み散らかすお前に言われても説得力などあるものかっ!!」

すると大川は、四つん這いにさせていた亜美を無理矢理仰向けにさせ、こう言い放つ。

「おいっ!それが人にものを頼む態度かっ?お前は人にケツを向けてお願いするのか!?ああ?!今更どんなツラでカマトトぶるつもりか、儂に見せて見ろっ!」

「うぅっ.....すいま...せん.....本当に...何でも...しますからっ.....膣内にだけは.....お願いしますっ.....」

「...ほぉ~?アバズレの癖しおって一丁前に貞操観念を身につけたとでも??旦那は何も知らんのだろうなぁ?お前が誰にでも股を開く種壺便器だったことをっ...!」

「...そ、それはっ...違...」

「違う?何が違うんだ??...けっ。男をたぶらかすのは得意だろう?だったら儂の子を孕め!そして旦那の子として育てればいい話だろうがっ!...せいっ!!」

「いやぁぁぁぁ!!あっ...!あぁっ.....」

大川の肉棒が一気に膣内へ挿入される。
十分に濡れそぼった膣は、待っていましたとばかりにそれを易々と飲み込んでしまう。

「おねっ...おねがいっ.....なかに...膣内にだけはっ.....ああっ!あんっ!ああんっ!」

亜美の懇願も虚しく、大川の激しいピストンが始まる。
かつては、この男の単調な腰の動きに気を散らしていた亜美。

しかし、今日は違っていた。
約6年振りに『陵辱』によって汚される感覚。
不当な言いがかりによって詰られ、蔑まれ、尊厳を奪われるあの感覚が、昨日までの平穏な日々を塗り潰して行く。

(私は今...犯されている.....)

そう考えるだけで、カラダの芯がどうしようもなく疼くのが分かる。
大川の肉棒が膣肉を抉る度に、電流のようにカラダ中を駆け巡る圧倒的な快感。

「...おふぉっ...!どうして腰など振っておる?!この色女がっ!!」

大川はそう言うと、亜美の真っ白なブラウスのボタンに手を掛け、引きちぎるようにしてはだけさせる。

「キャッ!?...ダメっ.....あっ!あんっ!あんんっ!!」

大川はそのブラジャーに包まれたたわわな乳房を両手で握りつぶすようにすると、より一層腰の振りを強めて行く。
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