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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第11章 寝取らせ・再び

シャワーを終え、ミキはタツヤが用意した下着に手を伸ばす。
黒地に赤い刺繍が施されたブラとショーツ。
男を喜ばせるためだけに作られた、煽情的なデザイン。
鏡に映った自分のやらしい姿に、思わず吐息が漏れた。
高木に抱かれるまで知らなかった。
自分の中に、こんなにも淫らな部分があったなんて。
ミキは理解していた。
このあとタツヤが部屋を出ていき、高木と二人きりになれば、あの日と同じ、いや、それ以上に感じてしまうだろうと。
もしかしたら、今度は自分から高木に抱きついてしまうかもしれない。
それほどまでに、高木から与えられた快感は新鮮かつ鮮烈で、タツヤとは違う大人の男の魅力に、どうしようもなく惹かれていた。
でも、それはタツヤが望んだこと――。
私は、悪くない。
わかってはいるけれど、胸の奥に滲む後ろめたさは消えない。
けれど、今さら引き返すつもりもなかった。
むしろ、早く欲しい。
あの、どうしようもない快感が――。
(これって……やっぱり、浮気……不倫、よね)
葛藤。
揺れる心を押し隠すように、ミキはバスローブを羽織る。
そして、何かを決意するかのように、キュッと唇を噛んだ。

