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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第11章 寝取らせ・再び

バスルームに一歩踏み入れると、ミキは深く息を吐いた。
微かに漂う温かな蒸気が、火照った肌をさらに熱くする。
服を脱ぐたび、視線を思い出す。
タツヤでもなく――高木の、あの容赦ない眼差し。
ジーンズを脱ぐ手が、自然と震えた。
ブラウスを脱ぎ、下着も床に落とす。
鏡に映る自分の裸が、ひどく淫らに思える。
(私……また、こんなこと……)
羞恥と快感がないまぜになり、心臓が痛いほど脈打つ。
シャワーを浴びながら、ミキは目を閉じた。
さっき、見られた。いや――見せた。
高木の視線が、まるで指先になって、肌に触れたような気がした。
太ももを流れる水の感触に、思わず脚が震える。
ミキは唇を噛みしめ、震える指で胸元をなぞった。
指先が乳房に触れた途端、尖る感覚が駆け上がる。
胸の奥から、じん、と甘い熱が広がった。
(ダメ……ダメなのに……)
思うより早く、手は下腹へと滑り落ちる。
湯気の中、敏感なそこに指が触れた。
「ん……」
小さな声が漏れる。
腰が、かすかに震えた。
湯に濡れた太ももをつたう感覚と、指先の刺激。
ミキは、ほんの数度、そっと擦った。
それだけで、頭の奥が溶けるような快感に染まっていく。
(わたし……きっとまた、乱れてしまう……)
はっと我に返り、ミキはシャワーを止めた。
火照った身体に冷たい空気が触れ、正気を取り戻す。
――でも、もう遅かった。
身体の奥では、抑えきれない疼きが、確かに息づいていた。

