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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第10章 ようこそ、NTRの世界へ

カバッ、とタツヤがミキをベッドに押し倒す。
バスローブが乱れ、柔らかな乳房があらわになる。
両手を頭上に押さえられ、タツヤが馬乗りになった。
「ちょっ、だめ、やめてよ……!」
ミキの抗う声を無視し、タツヤの舌が首筋に這い、湿った熱が肌を這う。
その荒々しい熱情。今まで見たことのないほど昂ったタツヤに、ミキの胸がどくんと跳ねた。
「教えろよ。こうやってされたんだろ? ここも……」
そう言って、露わになった乳房に吸いつく。
「あんっ……!」
思わず漏れた声に、ミキ自身が驚く。
「そこ、だめ……さっき、高木さんが……汚いの……」
懇願の言葉にも、タツヤは一切構わず、赤く残るキスマークに舌を這わせた。まるで消し去るように、いや、上書きするように。
「ねえ……お願い、やめて……」
「なんでだよ、俺たち夫婦だろ……?」
荒くなった息のまま、唇を奪われる。ミキの口内に強引に舌がねじ込まれ、思考がかき乱される。
さっきまで高木さんに抱かれてたのに……そのすぐあとにまた――
夫とはいえ、こんな短い間に二人の男に身体を愛撫されるのがミキにはたまらなく罪に感じた。
身体にはまだ、高木から受けた快感が燻っている。なのに――
こんなの普通じゃない、こんなのありえない。
だからやめて――わたし、そんなやらしい女じゃない。
湧き上がる背徳感がなぜか心地よい。
犯されているかのように押さえつけられた身体が、胸の奥をひりつかせる。
だめだと思っているのに……身体はもう火照っていた。

