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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第5章 罪に濡れる

高木の腕に包まれたまま、ミキはどこか落ち着かない表情で視線をさまよわせていた。
だがふと、高木の視線が自分の胸元に落ちていることに気づき、ピクリと体を強張らせた。
「可愛い下着だね」
その言葉に、ミキの頬が一気に熱を帯びる。
少し乱れたバスローブの隙間から、淡いピンクの下着がちらりと覗いていた。
わざと見せたわけではない。けれど、見られたという事実が、どうしようもなく恥ずかしかった。
「いつもこんな可愛い下着を着てるの?」
高木の声には、どこかくすぐるような色気があった。
ミキは咄嗟に首を振り、小さな声で言い訳のように答える。
「こ、これは……タツヤが……今日のためにって……」
高木を誘惑するつもりじゃない。そう伝えたかったのに、声にしてしまえばするほど、自分が意識して選んだ下着であることを認めてしまうようで、余計に頬が熱くなる。
高木の指先が、そっとミキのバスローブの襟元に触れる。そして、静かに囁いた。
「……バスローブ、脱がしてもいいかい?」
その言葉にミキは一瞬、動きを止めた。
けれどやがて、視線を落としながら、恥じらいに頷いた。
空気が、静かに、しかし確実に色を帯びていく。

