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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第4章 絶対条件

ミキ達がチェックインしたのは16時ちょっと過ぎ。
部屋の中は微かに新築の香りが漂い、口コミ通り広くて綺麗な部屋だった。
街を見下ろせる窓の側にはキングサイズのベッドと小さなソファー。
私、ここで―――ミキの顔が羞恥に染まる。
タツヤは相変わらず落ち着きなく部屋の中をウロウロしていた。
刻々と迫りくる寝取らせの時―――羞恥、緊張、そして背徳感で次第に二人の口数は少なくなっていく。
「あ……飯食ったらさ、俺が男を――高木さんを迎えにいくから。ミキはその間にシャワーを済ませて……いや、三人で少し会話してからの方がいいかな?はは……」
「高木さん……って言うの?その男(ひと)」
「うん、まだ教えてなかったか……まあ、全然普通の男だから。大丈夫」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
時は容赦なく進んでいく。
夕食を終え、しばらくするとタツヤは高木を迎えに外へ出ていった。
一人残された部屋にはミキの鼓動だけが聞こえていた。
本当にいいの?私、これでいいの?
躊躇いに心が揺れる。でも――今さらやめれない
ベッド近くの姿見を見ながら身だしなみを整える。
まるでデート前のように。

