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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第4章 絶対条件

 
 土曜日――――
朝から続く晴天が、初夏らしい暖かな陽射しで街を照らしていた。
なんだかウキウキする、どこか遠くへ行きたくなるような、そんな週末。

 いよいよ今夜に迫ったタツヤとミキの寝取らせ――――

 さすがのタツヤも緊張しているのか、朝早くに起き、部屋をウロウロと落ち着きのない様子。
神妙な顔つきで何度も何度も今日1日の予定をミキに確認していた。

 16時にチェックイン、18時に夕食、そして19時半にホテルのロビーで男と待ち合わせ·合流、行為の後はタツヤとミキで泊まる―――

 「これでいいよな?な?」

 唇が震え、かなり緊張してるように見える。
待ち切れない興奮なのか、それとも罪悪感からの迷いか―――

 ねえ、もしかしてやめてもいいと思ってる?
言いかけた言葉をミキは飲み込んだ。
そう伝えれば、もしかするとタツヤは「やめる」と言うかもしれない。でも――――それでは何も変わらない。
また二人が険悪になるのが怖い。


 緊張の中、時間が足速に過ぎていく。

 
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