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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第4章 絶対条件

一人喜ぶタツヤを見て、ミキは「もぉ……」と、ため息をついた。
違うじゃない、そこは私を抱えてベッドに行くべきじゃないの―――?
午前、自分で慰めた身体が疼く。
激しく、乱暴に―――飢えた獣のように私を求めてほしかったのに――――。
なんか物足りない……置いてけぼりになったような感覚。
◇◆◇◆◇◇◆◆◇◇◆◇
「なあミキ、今度の週末なんだけど――」
二週間弱が過ぎた水曜日の夜、帰宅するなりタツヤはリビングに座るミキに駆け寄った。
「ほら、例の話……次の土曜日でどうかな」
ニコニコと上機嫌なタツヤを見て、ミキは何の話かすぐに悟った。
土曜日……次の―――ドクンと胸が鳴る。刹那、ミキの顔が赤くなる。
「そう……相手の男(ひと)、決まったの?」
優しくて清潔感のある男―――それだけ伝えて相手探しはタツヤに任せていた。
今日、いつもよりだいぶタツヤの帰りが遅かったのは、たぶん男と会っていたのだろう。
自分の妻を抱かせる男に―――

