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処女(はじめての)寝取らせ/貸し出された若妻
第12章 夫の前で、堕ちる


 糸を引きながら、唇が離れる。
その甘く淫らな余韻に浸る間もなく、高木の囁きが追い打ちをかけてきた。

 「キスしたら……また濡れてきたよ、ミキ」

 「あぁ……や、やだ……言わないで……っ」

 ツーッと、熱い雫が太ももを伝う。ミキ自身、その濡れた感触にハッとする。
高木とのキス。タツヤに……見られてしまった。
羞恥と罪悪感が胸に広がる。
それなのに、身体はヒクヒクと悦びに反応している。どうしようもなく。

 「見てごらん、ミキ。タツヤ君もやらしいミキを見て興奮してるよ」

「……えっ?」

 おそるおそるソファに目を向けると、タツヤが身を乗り出していた。
頬を赤らめ、熱に浮かされたような瞳。
パンパンに膨れ上がった股間を隠そうともせず、ただ息を荒げながら、ミキの全てを貪るように見ていた。

 「たまんねぇ……めっちゃ興奮してるよ、俺……」

 「タ、タツヤ……怒ってない?……私のこと、嫌いになってない?」

 高木に抱かれ喘ぎまじりに尋ねるミキに、タツヤが言葉を返す。

 「嫌いになるわけない。……もっと見たいよ。もっと……やらしいミキを」

 「……いいの? 私、もっと気持ちよくなっても? もっと……乱れても、いいの……?」

 「……ああ、いいよ。ミキの全部、見せて」

 二人の熱い吐息が交じり合い、もう後戻りはできない。
ミキの瞳に、迷いではなく、快楽に揺れる覚悟が宿り始めていた。
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