この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛DoLL☆美しき野獣
第35章 幽閉されたお姫様と嘘つき女王

「………んっ…」
名残惜しそうに、唇を離すと、潤の驚いた顔が目に入った。
「…お前…」
「…えっ?なに?」
潤は、真琴の耳に手を伸ばし、更に、もう片方の耳を甘噛みする。
「ひゃあん!!!!…あ、だめっ…あ、んん!!!」
耳を弄っていた手は、首筋を通り、鎖骨を行き交い、胸の膨らみに到達する。
ゆっくりと揉みこめば、真琴は、ビクビクと反応した。
「なっ…潤さん…いきなり、エッチだよぉ!!!」
「もしかして、催眠術が、解けたのか?」
「…えっ?あっ、あん!!!」
服越しに、乳首を摘ままれ、ビクンと体が反る。
その反応に、なんとも言えない気持ちが込み上げてくる。
(真琴、真琴、真琴!!!!!)
「…良かった、良かった!!!」
「うん、うん!!!」
「お前を、今すぐ抱きたい!!!!」
「潤さん…あっ!!!潤さん…待って!!!」
潤にぎゅうっと、力強く抱き締められるが、ふと、彼の肩越しの真琴の視界に、エリザベ―トの姿が映った。
(えっ?どうしてエリザベ―トさんがいるの?そういえば、潤さんも、何処から来たんだろう?)
そんな疑問が頭を過っていた。
.

