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愛おしいキミに極甘な林檎を
第24章 離れ離れと深まる絆


「まあ、仮にそうなっていたとしたら断りませんけど……」


狭い部屋に二人っきり。

手を伸ばせば触れられる距離でこんな話をしていたら鼓動が速くなってきた。


ソラ先輩と離れて相談にのってもらっていた時よりは緊張しなくなったのに、結婚の話が出てから妙に意識してしまう。


しばらく互いに酒を飲むだけの静かな時間が流れた。


「もうオレの女じゃないか……」

「いつ付き合ったんですか。私の彼氏は一人だけです」


「乙羽のお爺さんと結婚の話をした」

「その結婚は私との……ですよね?」


話したかったことをやっと言えて心臓がドキドキッと煩い。


「ああ……。オレを訪ねに会社に来たんだ」

「祖父から聞きました」


「ずっと話さなくてはいけないと分かっていても乙羽に話すのが怖くて逃げてしまっていた」

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