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愛おしいキミに極甘な林檎を
第24章 離れ離れと深まる絆


どういう意味でそれを言っているんだろう……。


「上手いかどうかは分からないですけど……」


三缶目を飲み終えると次はカップ酒を飲み始めた。

飲み会の時はゆっくり飲んでいるからこの早さは信じられない。


「フェラも上手いし、中の締まりもいい。抱き心地が良かった。それに柔らかい肌に大きな胸と尻が魅力的だ」

「褒めてもなにも出ませんよ」

「そう言えば乙羽にも断られてばかりだな」

「私は彼氏がいる女ですから」


酒を飲まずに淡々と受け答えをする私。


課長の話し方は勢いがあるから酔っているのかもしれない。

そんな課長の姿を冷静に見ていられるんだから私はまだ酔っていないはず。



「つまり、オレの女になれば乙羽は断らないという事か」

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