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愛おしいキミに極甘な林檎を
第24章 離れ離れと深まる絆

色んな意味で心拍数が上がって目が覚めた。
すぐには体を放してもらえなかったけど唇を重ねられることはなく済んだ。
それから朝食を食べに行って、今日も昨日と同じ会社場に行って働く。
今日は私も会議に出席して課長の隣に座り、勉強をさせてもらっていた。
途中で強い眠気に襲われたけどなんとか耐えられた。
長い会議を終えてから会議室を出て廊下を歩いていると課長の姿が見えなくなった。
どこに行ってしまったんだろう……。
私の後ろを歩いていたから会議室の方へ戻ると課長は誰かと話をしていた。
楽しそうに笑顔で話しているから知り合い……?
話していた相手は同じ会議に出席していたパンツスーツ姿で清楚な黒髪の女性。
小柄で細身の落ち着いた雰囲気の人だった。

