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愛おしいキミに極甘な林檎を
第21章 アナタを愛シテ逆らえない

付き合って長いけれど、初めてシャワーを浴びているところに突撃した。
広い背中と引き締まった腰周りに程よく筋肉質の腕。
綺麗な肌を水が滴っていてセクシーに見える。
大きな手で顔を拭ってから、静かに驚きながら裸の私の方に目を向けてくるソラ先輩。
何度か大きく瞬きをしてから口を開いてくれた。
「狭いのによく来たね……。髪は洗ったけど……、風子は足を濡らすと怪我をしたところが染みるんじゃない?」
「大丈夫です。髪だけってことは、体はまだなんですよね?洗わせてください」
来ていいと言われていないのに勝手にバスタブに入り、ボディーソープをワンプッシュして手に取る。
泡立ててからソラ先輩の胸につけて手のひらで洗いながら伸ばしていった。

