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愛おしいキミに極甘な林檎を
第21章 アナタを愛シテ逆らえない


「腕も洗いますね」


「…………」


私が洗う事に素直に応じるだけで何も言ってもらえないから段々恥ずかしくなってきた。


体を洗ってあげるのは久しぶりだったこともあって不安になる。


「あの……、気持ち良くないですか……?それとも迷惑でしたか?」


しょんぼりして手を止めるとふっ、と鼻で笑われて顔を伺うと私にだけ見せる優しい微笑みをしていた。


「どうやって洗うのかなって様子を見てた」


つまり反応してもらえなくて困っている私を喜んで見ていたようだ。


いつもの意地悪に自棄になった私は自分の胸にもボディーソープを塗りたってソラ先輩の体に上下に擦りつけた。



「へえ、次はおっぱいで洗ってくれるんだ。エッチな洗い方だね」

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