この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛おしいキミに極甘な林檎を
第21章 アナタを愛シテ逆らえない


「波が穏やかで助かりましたよ」


ここで夢のようなことにはならなくて安心すると、張っていた気が緩んで涙が出てきた。


「良かったぁ……。ソラせんぱい……」


海で泳いで冷えているソラ先輩の体を私は強く抱き締める。

海から上がって疲れているのに、両手を私の背中に回して「大丈夫だよ」っと言って摩ってくれた。



落ち着いて涙を手で拭ってから理人さんの方に顔を向ける。


「理人さんも無事でよかったです。ここまで問い詰めてしまってすみませんでした……」


「…………。いえ、僕の方こそすみません」


「何ともなくて良かった。このままだと風邪を引くからホテルに戻った方がいい」


課長にそう言われて立ち上がって歩き出す。



ホテルに着いてから別れる前、理人さんが目尻を下げて話し掛けてくる。


「あの、塑羅緒さん……。本当に…大丈夫なんですか」


/3128ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ