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第54章 想いと青春の絆

【目がキツイ男：抱きついたって、ただよろけただけだろ。勝手に決めつけるのは良くない】


【大盛り頼む女：男と話していただけでここまで大騒ぎにされるのクソムカつくわ】


【匿名：さっきから擁護してくる奴らがいるんだけど本人か家族？】



【エスカルゴ：本人たちはショック受けるから見ないと思う。ワイは少なくともおまえらより二人を知ってるだけ】


【ネトゲ野郎：こんな噂を流した奴は個人的に恨みがあるだけだろ。一般人をでっちあげるとかいい歳して苛めかよ。変な情報を流してる奴、下手すると名誉棄損で訴えられるからやめとけ】


【エスカルゴ：ワイ、今通報したった】



【匿名：ってかこんなくだらない噂を流し出した奴は誰？妬み怖すぎる】


【匿名：大手会社を潰そうとする輩か。そっちの方を探してみた方が面白そう】


【ネトゲ野郎：くだらない話してるならゲームやった方マシ】



二、三時間おきに投稿されていた書き込みはここまでで、今日の午前中で止まっているようだった。


最後まで名前のある人のコメントを読んでいたら胸がいっぱいになってきて、再び涙が頬を伝ってきた。


「っ……、ううっ……」