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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛

「え、嫌です。たまにはしましょうよ。もうずっとしてないじゃないですか。
一ヶ月以上してないとセックスレスだって書いてありましたよ」
夫の首に腕を回して胸を押し付け、誘惑し続けるとやっと乗り気になってくれたのか、ブラジャーのホックを外して愛撫をしてくる。
「あっ…、んっ……。こう見えても私、性欲が強いんですからね……。
だからもっといっぱいイチャイチャしたいです。今日はフェラもしますから、ねっ……?」
子供が産まれてからあまりしなくなったセックス。
しなくても幸せな夫婦生活は送れているけどなにか物足りない。
結婚する前よりも性欲が落ち着くと思っていたけど変わらなくて困ってしまう。
「風子……」
セックスをする時、夫は私の身体をとても大切に扱ってくれる。
「やっ…、お腹を触られると擽ったいですってば」

