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愛おしいキミに極甘な林檎を
第50章 pallidus memoriae*儚い恋と永久の愛

敏感な部分を指先でなぞられると擽られているように笑えてきた。
子供に声が聞こえないように小さく笑うと夫は悶える私を面白がるように苛めてくる。
意地悪と言うほど、意地悪になりきれていない。
年下の私を守るように可愛がってくれる。
それが夫のいいところ。
「んっ…、あっ…、あぁっ……、奥までもっと突いてください……、そこですっ…、あぁんっ……」
ベッドの軋む音が静かな部屋に響き、近くで眠っている子供に聞こえて起こしてしまわないか心配になる。
でもセックスをしている今は母親よりもオンナになってしまう。
「あっ…、あぁっ…、それイイですっ……」
「愛してる……」
「んっ…、はぁ……、私も愛してます……」

