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アムネシアは蜜愛に花開く
第3章 Ⅱ 誘惑は根性の先に待ち受ける

「なに? あんなキスで濡れたわけ? 答えろよ。お前、あいつが好きだとかほざいていたけど、俺に抱かれたかったわけ?」
「違う」
「じゃあなんでこんなに濡らしてるんだよ、アズ。これは、俺のために滴ったお前の蜜だろう? 後ろまでいやらしく垂れてきてるぞ?」
お尻の穴まで丸見えのこんな格好で、さらに両手で花弁を両横に広げると、陶酔したように顔を覗き込んで巽は言う。
「お前は、俺だけに花開こうとしていたんだろう? こんなに綺麗なピンク色の花弁で、俺を誘って」
「違う!! もう戻して」
「嫌だ」
「恥ずかしいから、戻してよっ!」
「嫌だ。これは……俺の蜜だ。あいつじゃねぇ、俺だけの……」
そう譫言のように呟くと、洗ってもいない巽限定で潤うわたしの敏感な部分に、熱くて柔らかな唇を宛がった巽は、じゅるるると、淫らな粘液を音をたてて強く吸う。
「駄目、たつ……だ、め、駄目、った……らぁぁあっ」
羞恥と共に一気に快感の波が押し寄せて、頭がスパークしそうだ。
巽と再会してからずっと疼いてぐずつき、じんじんと痺れていた花園を、巽が熱い視線を注いでいるのだと思えば。
熱い息を吹きかけながらわたしのいやらしい蜜を美味しそうに啜りごくんごくんと嚥下しているのだと思えば……、それだけで悶えて一気に上り詰めそうになる。
手の甲を口に当て、出てくる喘ぎ声を必死に押し殺そうとしても、強烈な快感に思わず声が漏れてしまう。
「ん、んんっ、お前の味は……っ、あんなのより、もっと……甘い……よ。んん……後から後から出てくる。全部俺のだ……んんんっ」
「ふ、ふ……っ、ああっ、あぁん……」
自分がここまで感じる身体だとは思わなかった。
セックスらしいセックスが出来ていたはずの怜二さんですら、ここまで鋭い快感を感じたことがない。
繋がって気持ちいいとは思ったけれど、こんなに秘処や子宮が疼いて、狂おしく怖く思うほど肉体的な快楽に悶えたことがない。
「違う」
「じゃあなんでこんなに濡らしてるんだよ、アズ。これは、俺のために滴ったお前の蜜だろう? 後ろまでいやらしく垂れてきてるぞ?」
お尻の穴まで丸見えのこんな格好で、さらに両手で花弁を両横に広げると、陶酔したように顔を覗き込んで巽は言う。
「お前は、俺だけに花開こうとしていたんだろう? こんなに綺麗なピンク色の花弁で、俺を誘って」
「違う!! もう戻して」
「嫌だ」
「恥ずかしいから、戻してよっ!」
「嫌だ。これは……俺の蜜だ。あいつじゃねぇ、俺だけの……」
そう譫言のように呟くと、洗ってもいない巽限定で潤うわたしの敏感な部分に、熱くて柔らかな唇を宛がった巽は、じゅるるると、淫らな粘液を音をたてて強く吸う。
「駄目、たつ……だ、め、駄目、った……らぁぁあっ」
羞恥と共に一気に快感の波が押し寄せて、頭がスパークしそうだ。
巽と再会してからずっと疼いてぐずつき、じんじんと痺れていた花園を、巽が熱い視線を注いでいるのだと思えば。
熱い息を吹きかけながらわたしのいやらしい蜜を美味しそうに啜りごくんごくんと嚥下しているのだと思えば……、それだけで悶えて一気に上り詰めそうになる。
手の甲を口に当て、出てくる喘ぎ声を必死に押し殺そうとしても、強烈な快感に思わず声が漏れてしまう。
「ん、んんっ、お前の味は……っ、あんなのより、もっと……甘い……よ。んん……後から後から出てくる。全部俺のだ……んんんっ」
「ふ、ふ……っ、ああっ、あぁん……」
自分がここまで感じる身体だとは思わなかった。
セックスらしいセックスが出来ていたはずの怜二さんですら、ここまで鋭い快感を感じたことがない。
繋がって気持ちいいとは思ったけれど、こんなに秘処や子宮が疼いて、狂おしく怖く思うほど肉体的な快楽に悶えたことがない。

