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あなたがすきでたまらない
第21章 相思相愛
啓介side

「このアホが~~!!」

このはの前でこんな失態を晒してしまって反省する
その事がわかってるのか信は飄々とした態度で俺のマンションに越して来たとニコニコ笑いやがる

信の前だとどうしても素が出る
言いたい事が沢山ある

二人で話し合ったのか?
とか
時田は了承したのか?
とか
お前が勝手に決めた話じゃないか?
とか

俺は時田が信を好きになってくれた事が奇跡だと思ってる
当時の信は、口を開けば「ユキ。ユキ」うるさかった
そのうえ、女心も理解ない。
俺の後ばっかりついてくる。
モテなくないが、鈍感。
理想が高い。
童て・・・チェリーな坊や。

そんな、俺から見ても残念な可哀相な後輩に恋心を抱いてくれる貴重な女性
時田 楓

信の良い所なんて俺は百・・・は言えないが十個位は言える
時田なら百は言える程、信を好きになってくれてたらいいと思ってる
アホだが、俺にとっては可愛い後輩で弟みたいな存在だ
だからこそ、信の我儘だけでここを選んだのだとしたら?
時田の気持ちを考えてなかったのだとしたら?
俺が怒るのも無理はないだろう?

「・・・時田とは話をしたのか?了承されてここへ越して来たのか?」

「勿論ですよ」

「本当に?」

「本当ですって!」

「時田は・・・嫌がらなかったか?」

「どうしてです?」

「時田だって・・・その・・・理想とか?住みたい場所?あっただろ?」

「かもしれませんね」

「お前・・・」

俺は信の態度に呆れ溜息を吐いた

「ここより、良い所。なかったんですもん」

「は?」

「先輩がこのはちゃんを大事にしてる事は当然じゃないですか?」

当たり前だ。言葉にはしない。頷かない。信の言葉の続きを待つ。

「俺だって楓が大事なんです。セキュリティ万全で、俺が夜勤なら特に?先輩がいるから安心だし?駅は近い。俺の実家も近い。先輩の実家も近い。そんで俺の家族となって欲しい。そしたらここしかなくないですか?だって、俺と結婚するなら避けては通れないでしょ?
楓は俺の嫁になるんだから。楓に何かあれば・・・考えたくはないけど、先輩がいればどんなガードマンより確かでしょ?その代わり俺も先輩の大事なこのはちゃんと先輩の家族、俺の家族も見守れます。ね?一石二鳥?一石山鳥?要するに・・・皆がウィンウィン!!」

空いた口の締め方、誰か教えてくれないか?
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