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あなたがすきでたまらない
第19章 月に叢雲花に風

「は?」
思わず変な声で訊き返した
何それ?
急に難しい言葉で言ってくるから・・・
「意味!!理解出来るよね!!ね?」
くそっ!!馬鹿にすんな!!どや顔すんな!!
からかわれてる感が半端ない
「先輩名言集109ですね!!」
多田・・・お前の素直さ・・・俺にほんのちょっとでいいから分けて欲しい
「でも・・・師範の言葉の意味が理解りません。教えて下さい!!」
多田のピュアさに免じて信さんは鼻が高くなってる
それは今まで先輩が言ってたであろう言葉に信さんは自慢げに俺達に解釈した
「この言葉さ・・・?なんての?なんかさ?綺麗くね?語呂とか色々・・・先輩からさ?教えて貰ったんだよ」
「意味は?」
「良い事は何かと邪魔が入りやすく長続きしない。また・・・思うように進まない。俺が色々悩んでた時に先輩が呟いた。意味を知りたくて調べた。」
「綺麗な言葉だけど・・・切ないですね」
「ね?今の俺達みたいじゃね?」
ヘへっ。って・・・
笑った信さん。の・・・顔が・・・眩しかった
「俺もね?君達みたいに学生でさ?高校生で?ガキだったんだよ?現在進行形で彼女に関しては素人。でも・・・俺・・・付き合えたのが初めてで嬉しくて優しくしたくて素直になりたくて・・・一期一会を大切にしたくて・・・一喜一憂してますです。今の彼女と付き合って!!」
「一喜一憂?」
「するじゃん??怒ったり?嬉しかったり?好きだったり?拗ねたり?喧嘩してもやっぱ好きじゃん?可愛くね?彼女?こんな俺の事好きでいてくれて嬉しく思うじゃん?」
「思いますけど・・・」
「ずっと俺を好きで居て欲しいな。物事は良いようには進まないかも知れないけど、二人でそれを乗り越えていきたいな。って・・・そう思うんだよ・・・」
恥ずかしいセリフ
けど・・・カッコいい
「あれ?俺滑った?まぁいいや。先輩の受け売りだし。先輩のカッコよさを理解出来ない奴はアホだと思ってるし?」
ハハハって笑う
今までの108は本当に先輩の言葉だったのかは半信半疑で聞いてなかったけど聞きたいと思ってしまうのはどうしてかな?
「110番目。聞く?」
「何ですか?」
「好きだ」
「え?」
「それでいいんだって」
多分きっと、信さんが言った先輩の名言集は思い出した言葉なだけで・・・
110番目は信さんの俺らに対するセリフだろ?
思わず変な声で訊き返した
何それ?
急に難しい言葉で言ってくるから・・・
「意味!!理解出来るよね!!ね?」
くそっ!!馬鹿にすんな!!どや顔すんな!!
からかわれてる感が半端ない
「先輩名言集109ですね!!」
多田・・・お前の素直さ・・・俺にほんのちょっとでいいから分けて欲しい
「でも・・・師範の言葉の意味が理解りません。教えて下さい!!」
多田のピュアさに免じて信さんは鼻が高くなってる
それは今まで先輩が言ってたであろう言葉に信さんは自慢げに俺達に解釈した
「この言葉さ・・・?なんての?なんかさ?綺麗くね?語呂とか色々・・・先輩からさ?教えて貰ったんだよ」
「意味は?」
「良い事は何かと邪魔が入りやすく長続きしない。また・・・思うように進まない。俺が色々悩んでた時に先輩が呟いた。意味を知りたくて調べた。」
「綺麗な言葉だけど・・・切ないですね」
「ね?今の俺達みたいじゃね?」
ヘへっ。って・・・
笑った信さん。の・・・顔が・・・眩しかった
「俺もね?君達みたいに学生でさ?高校生で?ガキだったんだよ?現在進行形で彼女に関しては素人。でも・・・俺・・・付き合えたのが初めてで嬉しくて優しくしたくて素直になりたくて・・・一期一会を大切にしたくて・・・一喜一憂してますです。今の彼女と付き合って!!」
「一喜一憂?」
「するじゃん??怒ったり?嬉しかったり?好きだったり?拗ねたり?喧嘩してもやっぱ好きじゃん?可愛くね?彼女?こんな俺の事好きでいてくれて嬉しく思うじゃん?」
「思いますけど・・・」
「ずっと俺を好きで居て欲しいな。物事は良いようには進まないかも知れないけど、二人でそれを乗り越えていきたいな。って・・・そう思うんだよ・・・」
恥ずかしいセリフ
けど・・・カッコいい
「あれ?俺滑った?まぁいいや。先輩の受け売りだし。先輩のカッコよさを理解出来ない奴はアホだと思ってるし?」
ハハハって笑う
今までの108は本当に先輩の言葉だったのかは半信半疑で聞いてなかったけど聞きたいと思ってしまうのはどうしてかな?
「110番目。聞く?」
「何ですか?」
「好きだ」
「え?」
「それでいいんだって」
多分きっと、信さんが言った先輩の名言集は思い出した言葉なだけで・・・
110番目は信さんの俺らに対するセリフだろ?

