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あなたがすきでたまらない
第19章 月に叢雲花に風

高橋君said
なんですか?
この茶番
え?マジですか?
ええ。確かに多田に信さんの連絡先を聞きましたよ?
訊いた俺がバカでした?
何の役にもたってくれなくないですか?
話は確かにしましたよ?
俺に任せろって・・・
わざわざ信さんの言う所定の場所まできましたよ?
変な目で見る伊織を放って
夜勤明け?
知りませんでした
すいません
髪もボサボサ
ひげ・・・うっすら・・・服・・・ジャージ&メガネ
最初誰かと思ったわ・・・
「よお!!どうした!!」
ヨレヨレの信・・・さん?
あなたがダイジョブですか?
的な?
多田が・・・
「来てくれてありがとです!!お仕事大丈夫ですか?」
「へへっ!!大丈夫ですよ~~。どうした?なにかあった?」
って・・・優しく多田に微笑むからさ?
俺もさ?
夜勤明けとか・・・
大人の事情知らなくてさ?
さすが、先輩の後輩?
親友?
だって、思ったわけ
俺らに優しい・・・
良い人って・・・
思ったわけ
多田がどういったラインしたかまでは理解んない
けどさ?
正義感の強い人なんだろな
お人好しなんだろな
カッコ見たら理解んじゃん?
(後輩が困ってたら放っておけない)
そんな人
刑事にピッタリ
「どうしたぁ?」
髭面のジャージのメガネの頭ボサボサで俺らの事を心配して急いで来てくれたんだろな
・・・悪いよ
俺のくだらない
・・・思春期の悩みにつき合わせて・・・
悪いよ。
ごめん。
「すいません。お仕事忙しかったですか?」
多田が信さんに言う
「気にすんなって言ったろ?大丈夫!!大丈夫!!」
信さんの笑顔が俺を辛くする
俺の下らない悩みが皆を巻き込んでるって・・・
多田も俺の代わりに謝ってくれてありがとな・・・ありがとな
俺・・・自分が情けない
多田だって初カノとデートの真っ最中だったのに・・・
俺・・・
俺・・・
「高橋君?だった?よな?」
信さんの声にハッとした
「は、はい!!」
「どうしたぁ?何かあった?」
・・・
優しすぎね?
先輩が最上級にカッコいいから目立たないけど・・・
比べる基準が先輩で可哀相だけど信さんもそれなりにイケメンだし
俺・・・
尚更・・・
へこんで仕方ないんだけど・・・
仕方ないけどさ?
悩んで仕方なかったからさ?
思い切って多田の信頼する信さんに悩みを打ち明けた
なんですか?
この茶番
え?マジですか?
ええ。確かに多田に信さんの連絡先を聞きましたよ?
訊いた俺がバカでした?
何の役にもたってくれなくないですか?
話は確かにしましたよ?
俺に任せろって・・・
わざわざ信さんの言う所定の場所まできましたよ?
変な目で見る伊織を放って
夜勤明け?
知りませんでした
すいません
髪もボサボサ
ひげ・・・うっすら・・・服・・・ジャージ&メガネ
最初誰かと思ったわ・・・
「よお!!どうした!!」
ヨレヨレの信・・・さん?
あなたがダイジョブですか?
的な?
多田が・・・
「来てくれてありがとです!!お仕事大丈夫ですか?」
「へへっ!!大丈夫ですよ~~。どうした?なにかあった?」
って・・・優しく多田に微笑むからさ?
俺もさ?
夜勤明けとか・・・
大人の事情知らなくてさ?
さすが、先輩の後輩?
親友?
だって、思ったわけ
俺らに優しい・・・
良い人って・・・
思ったわけ
多田がどういったラインしたかまでは理解んない
けどさ?
正義感の強い人なんだろな
お人好しなんだろな
カッコ見たら理解んじゃん?
(後輩が困ってたら放っておけない)
そんな人
刑事にピッタリ
「どうしたぁ?」
髭面のジャージのメガネの頭ボサボサで俺らの事を心配して急いで来てくれたんだろな
・・・悪いよ
俺のくだらない
・・・思春期の悩みにつき合わせて・・・
悪いよ。
ごめん。
「すいません。お仕事忙しかったですか?」
多田が信さんに言う
「気にすんなって言ったろ?大丈夫!!大丈夫!!」
信さんの笑顔が俺を辛くする
俺の下らない悩みが皆を巻き込んでるって・・・
多田も俺の代わりに謝ってくれてありがとな・・・ありがとな
俺・・・自分が情けない
多田だって初カノとデートの真っ最中だったのに・・・
俺・・・
俺・・・
「高橋君?だった?よな?」
信さんの声にハッとした
「は、はい!!」
「どうしたぁ?何かあった?」
・・・
優しすぎね?
先輩が最上級にカッコいいから目立たないけど・・・
比べる基準が先輩で可哀相だけど信さんもそれなりにイケメンだし
俺・・・
尚更・・・
へこんで仕方ないんだけど・・・
仕方ないけどさ?
悩んで仕方なかったからさ?
思い切って多田の信頼する信さんに悩みを打ち明けた

