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あなたがすきでたまらない
第18章 水心あれば魚心

「ご迷惑をおかけしました」
そう言って、元気君のお母さんは私にペコリと頭を下げた
余計なお節介・・・
わかってます
こんなに優しそうなお母さんが後で元気君を叱るとも思えないけど・・・
「あ、あの・・・その・・・元気君を怒らないであげて下さいね?」
「勿論ですよ。見つかっただけでも良かったですし・・・もしかして?元気、このお姉さんに何か言ったの?」
「僕が我儘だって・・・話をした」
「元気の我儘?」
「だって!!今日だって、パパとここに来たかったとか!!・・・弟か、妹が・・・欲しいとか・・・」
必死な顔で元気君はお母さんにこの短時間の内容を話した
すると、元気君のお母さんは・・・
それはそれは・・・とても・・・本当に可愛らしくケタケタと笑った
「元気の我儘?何それ?なんだけど?」
「「は??」」
思わず元気君と私の声が重なった
「休日にこんな所に来たいなんて、子どもなら誰でも思うでしょ?」
た、確かに
「元気は覚えてないのかな?そりゃ、そうかぁ・・・小さかったしね!!」
軽くウィンクして相槌してるお母さん
「元気が小さい頃から、何回も来まくってて・・・タツく・・・パパ・・・飽きちゃって・・・だから、ママが悪かったのかな?」
テヘペロな感じのお母さん
「・・・覚えてない」
正直な元気君は呆然な感じ
私も同じ
「で?後は?可愛い元気の我儘?だっけ?弟か?妹?」
「・・・う、うん」
私も元気君と同じ様にゴクリと唾を飲んだ
「実はねぇ・・・実はねぇ・・・?」
茶目っ気たっぷりなクフフな笑い
「もうすぐ出来るよ!!」
「「え??」」
「だからぁ!!元気に!!弟か妹が!!」
「「マジで??」」
おっと!!私まで口調が変な感じになってしまいました
「元気に言うの遅くなってごめんね?安定期に入らないといけなかったからさ?」
「安定期?」
元気君、キョトン
私、辛うじて理解ります
「うん!!だからさ?今日はパパの代わりに元気が私とデートしてよ!!いい?」
「しょ・・・しょうがないなぁ」
真っ赤な顔でまんざらでもない元気君
「全く!!そんな所もタツ君にそっくりだよね!!照れた顔、マジ天使!!」
そう言ってお母さんは元気君のほっぺをチュッとしてぎゅうぅ・・・
って抱き締めた
微笑ましい親子の再開に胸が熱くなった
そう言って、元気君のお母さんは私にペコリと頭を下げた
余計なお節介・・・
わかってます
こんなに優しそうなお母さんが後で元気君を叱るとも思えないけど・・・
「あ、あの・・・その・・・元気君を怒らないであげて下さいね?」
「勿論ですよ。見つかっただけでも良かったですし・・・もしかして?元気、このお姉さんに何か言ったの?」
「僕が我儘だって・・・話をした」
「元気の我儘?」
「だって!!今日だって、パパとここに来たかったとか!!・・・弟か、妹が・・・欲しいとか・・・」
必死な顔で元気君はお母さんにこの短時間の内容を話した
すると、元気君のお母さんは・・・
それはそれは・・・とても・・・本当に可愛らしくケタケタと笑った
「元気の我儘?何それ?なんだけど?」
「「は??」」
思わず元気君と私の声が重なった
「休日にこんな所に来たいなんて、子どもなら誰でも思うでしょ?」
た、確かに
「元気は覚えてないのかな?そりゃ、そうかぁ・・・小さかったしね!!」
軽くウィンクして相槌してるお母さん
「元気が小さい頃から、何回も来まくってて・・・タツく・・・パパ・・・飽きちゃって・・・だから、ママが悪かったのかな?」
テヘペロな感じのお母さん
「・・・覚えてない」
正直な元気君は呆然な感じ
私も同じ
「で?後は?可愛い元気の我儘?だっけ?弟か?妹?」
「・・・う、うん」
私も元気君と同じ様にゴクリと唾を飲んだ
「実はねぇ・・・実はねぇ・・・?」
茶目っ気たっぷりなクフフな笑い
「もうすぐ出来るよ!!」
「「え??」」
「だからぁ!!元気に!!弟か妹が!!」
「「マジで??」」
おっと!!私まで口調が変な感じになってしまいました
「元気に言うの遅くなってごめんね?安定期に入らないといけなかったからさ?」
「安定期?」
元気君、キョトン
私、辛うじて理解ります
「うん!!だからさ?今日はパパの代わりに元気が私とデートしてよ!!いい?」
「しょ・・・しょうがないなぁ」
真っ赤な顔でまんざらでもない元気君
「全く!!そんな所もタツ君にそっくりだよね!!照れた顔、マジ天使!!」
そう言ってお母さんは元気君のほっぺをチュッとしてぎゅうぅ・・・
って抱き締めた
微笑ましい親子の再開に胸が熱くなった

