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あなたがすきでたまらない
第18章 水心あれば魚心

「僕は・・・天使なんかじゃないよ・・・我儘ばっかり言う・・・悪い子だよ」
「どうしてそう思うの?」
「・・・」
「教えられない?」
「だって・・・今日だって・・・僕の我儘でここに来て・・・」
「それはパパと来たかっただけでしょ?君が言えばパパとママが仲良く連れて来てくれるからって思っただけでしょ?」
「そう・・・だけど・・・」
俯きながら泣きそうな男の子
「もっと・・・酷い我儘を言った・・・」
「もっと?」
なんでそんなに泣きそうなの?
見ているこっちが辛くなりそうな・・・
「お、弟か、い、妹が・・・欲しいって言った」
「・・・そうなんですか・・・」
「だ、だってさ?友達が教えてくれたんだよ!!」
「なんて?」
「パパと、ママが仲良くしてたら兄弟が出来るんだよ。って・・・」
な、なんと!!
いくら、私でもその理由は理解できますけども!!
「友達は兄弟が欲しくてママに言ったら、そう言われたって・・・そんで、その友達は妹がいるし・・・」
「そうだったんですね・・・」
「僕、一人っ子だし・・・弟か妹が欲しいし・・・ママもパパも・・・仲良しで居て欲しいし・・・けど・・・今日、パパは来れなくて・・・そしたら、ママに八つ当たって・・・我儘ばっかりで・・・」
もう、泣く寸前な可愛い男の子
「あなたが、天使なのはお父さんもお母さんも変わりないですよ」
「・・・そうかなぁ?」
「他人の私が見ても天使にしか見えませんよ?」
「僕が?」
「ええ!!なので・・・あなたは天使のままでいいのですよ!!」
「・・・う、う、うん!!」
おや?
今度はお顔が真っ赤ですね?
でも、少し元気になった様で安心しました
すると・・・
「元気!!探したんだから!!ここに居たの??よ・・・よかったぁ・・・」
泣きじゃくるお母さん・・・かな?
めっちゃ若くて綺麗な人が、元気君?を抱きしめた
「・・・ごめん」
元気君もお母さんに抱き着く
「どうしてここがわかったの?」
「パパが元気のスマホにGPSを付けてて・・・とにかく無事で良かった」
「パパが?」
「パパが探してくれるって言ったでしょ?心配したんだから!!」
こんな小さな子にスマホ持たせてるなんて・・・
やっぱり、元気君は愛されてるじゃないですか
ホッとして私まで目に涙が・・・ですよ
「どうしてそう思うの?」
「・・・」
「教えられない?」
「だって・・・今日だって・・・僕の我儘でここに来て・・・」
「それはパパと来たかっただけでしょ?君が言えばパパとママが仲良く連れて来てくれるからって思っただけでしょ?」
「そう・・・だけど・・・」
俯きながら泣きそうな男の子
「もっと・・・酷い我儘を言った・・・」
「もっと?」
なんでそんなに泣きそうなの?
見ているこっちが辛くなりそうな・・・
「お、弟か、い、妹が・・・欲しいって言った」
「・・・そうなんですか・・・」
「だ、だってさ?友達が教えてくれたんだよ!!」
「なんて?」
「パパと、ママが仲良くしてたら兄弟が出来るんだよ。って・・・」
な、なんと!!
いくら、私でもその理由は理解できますけども!!
「友達は兄弟が欲しくてママに言ったら、そう言われたって・・・そんで、その友達は妹がいるし・・・」
「そうだったんですね・・・」
「僕、一人っ子だし・・・弟か妹が欲しいし・・・ママもパパも・・・仲良しで居て欲しいし・・・けど・・・今日、パパは来れなくて・・・そしたら、ママに八つ当たって・・・我儘ばっかりで・・・」
もう、泣く寸前な可愛い男の子
「あなたが、天使なのはお父さんもお母さんも変わりないですよ」
「・・・そうかなぁ?」
「他人の私が見ても天使にしか見えませんよ?」
「僕が?」
「ええ!!なので・・・あなたは天使のままでいいのですよ!!」
「・・・う、う、うん!!」
おや?
今度はお顔が真っ赤ですね?
でも、少し元気になった様で安心しました
すると・・・
「元気!!探したんだから!!ここに居たの??よ・・・よかったぁ・・・」
泣きじゃくるお母さん・・・かな?
めっちゃ若くて綺麗な人が、元気君?を抱きしめた
「・・・ごめん」
元気君もお母さんに抱き着く
「どうしてここがわかったの?」
「パパが元気のスマホにGPSを付けてて・・・とにかく無事で良かった」
「パパが?」
「パパが探してくれるって言ったでしょ?心配したんだから!!」
こんな小さな子にスマホ持たせてるなんて・・・
やっぱり、元気君は愛されてるじゃないですか
ホッとして私まで目に涙が・・・ですよ

