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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える
そんな俺の心を知ってか知らずか・・・
先輩が俺に訊ねた

「何かあった?」

「いいえ?」

鋭い先輩に白を切る
本当はこの時、先輩に訊いてたら良かった

それ以上、先輩は訊ねずに普通に接してくれた

そんな先輩の優しさが嬉しくていつものお調子者キャラでいようと思った

ふと、スマホを見ると楓からのラインに気がつく

「今、終わったよ。会える?」

俺の心は楓になる
嬉しくて先輩にパーティを抜けると告げた


軽く酒を飲んでた事を告げると、近くの場所まで楓が来ると言う
思いやりが嬉しい
彼女って存在が嬉しくなる

酔ってはないが俺の心拍数が上がりテンションが高くなる

俺の家の近くの駅まで電車で帰る
ドキドキしながら楓を待った

(デートの待ち合わせみたいだな)

勿論、これからデートのつもりの俺は心躍らせた

改札口から出てくる楓
手を振る俺

恋人同士なんだな。と思う。
実際そうだ。
相思相愛。
だろ?

「お疲れ」

楓に声をかけた

「お疲れ様」

楓の方が疲れている筈なのに俺にも労う言葉にキュンとした

「・・・っと。これからどうする?どっか行く?」

「どうしようか?時間もあんまりないしね・・・」

会えただけでも嬉しかった俺

「明日は楓が休みだろ?俺も明日は遅番だから・・・俺んち来る?」

・・・下心が無いと言えば嘘になる
楓が一人暮らしなのも理解ってる
時間がないなんてのは帰る口実しかない・・・よな?
断られるかも・・・

ドキドキしながら誘った
下心・・・バレてなきゃいいけど

「うん・・・じゃあ・・・行こうかな」

楓の返事に心の中でガッツポーズした

「て、適当に飯でも買って・・・その・・・DVDでも見るか?」

「・・・そ、そだね!!前は私、寝ちゃったしね!!」

そうそう・・・
前は寝られちゃったんですよ
で、俺はキスしか出来なかった童貞野郎なんですよ
苦くも甘い思い出が蘇る

あん時は辛かった・・・
目の前の鯛がまな板の上で寝息をたてて・・・
それを眺めるだけだったから・・・

きょ、今日こそは!!
脱!!童貞!!
今まで培ったテクニックのあれこれを出す時が来たんだ!!

俺と俺の息子が元気になってるのを気がつかれない様にしなければ・・・

俺は人生に置いて最大の興奮を覚えながら・・・
最大級の自分自身への欲望を抑えるのに必死だった

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