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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える
「・・・このはは・・・俺が信の所に行っていいの?」

どうせ信がアホだったんだろ?
ただのカップルの痴話喧嘩位だろうと思ってる
なので「啓介さん行っちゃヤダ」とか系のかわいい返事が聞きたくて訊ねた

「勿論です!!あと、お土産も忘れずに持って行って下さいね」

「・・・うん・・・」

・・・純粋なこのは。
そういう所も大好きだ。
俺は渋々・・・本当に・・・渋々・・・
ラインに返事をして、徒歩で信の実家に向かった


「・・・泣くなよ」

久しぶりのポケットティッシュを渡した
すでに信は出来上がっている様子
ビールの缶が転がってて、俺もどうぞと、渡されたので頂いた

「泣いてませんよ」

なら、いいけど。
俺が見てるのは汗なんだろうな
決して目から出る水ではないと言う事だ
本人がそう言っている

「で?何が原因?心当たりは?」

「そ、そんなの・・・いっぱいありますよ・・・」

「・・・お前、そんなにいっぱい何したんだ?」

「それは・・・」

恥ずかしそうにしてる原因なんて「アレ」系しかなくないか?

「・・・言いたかないけど、聞きたかないけど、やらしい事?」

コクンと頷く
やっぱりな。だろうと思ったよ・・・

「・・・急かした?」

「・・・」

返事は無いが気まずそうに俯く信

「・・・好きなんだろ?時田が」

「・・・はい」

「その・・・初めてな訳だし・・・多少の事は・・・」

「嫌だって言われました・・・」

「お前・・・一体・・・ナニしようとしたんだよ」

「・・・ナニって・・・先輩・・・」

いや・・・そう言う意味だが・・・
俺が変な事言ったみたいな空気を出すな
そして、頬を染めて照れるな
童貞こじらせて、よもや変態プレイに突っ走ったりでもしたのか?

「・・・俺なりに頑張ったんですよ」

「・・・それはそれは・・・お疲れさん」

俺は温くなりつつあるビールを飲んだ
信も残っていたであろうビールを飲み干し机にダンッっと置いた

「先輩の匠の技、教えて下さい!!」

「匠って何だよ!!アホか!!誰が教えるか!!」

「少しでいいですから!!」

「お前、恥ずかしくないのか!!」

「恥ずかしいに決まってますよ!!勿論!!」

酔った信に怖い物なんてない
俺、いつから信の性教育をしないといけなかったっけ?

「お前マジでナニした?」

真剣に訊ねた
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