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あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える

俺の卑猥な考えを罪だと言うのか?
神様・・・
スマホのラインの音に気がついてしまった
このはが浴室で髪を乾かす音が聞こえる
その合間にスマホを見てしまった
それがいけなかった・・・
「せ、先輩・・・助けて下さい・・・」
信からのメッセージをうっかり読んでしまい「既読」の証拠が残ってしまった
「助けて下さい。」
って・・・ラインを送る余裕があるんだな。
よし。大丈夫そうだ。
今度、助けてやるから。
今は、このはにどうやって、ああや、こうやと・・・
考えている最中に、また信からのラインのメッセージ
「もうダメかもしれません・・・」
・・・
もちろん「既読」になってしまってるだろう
「時田か?」
返信した
既読になって「コクリ」とスタンプが返ってくる
如何にも可哀相ですスタンプで返事をするから元気じゃねえか。
と、思ってしまう・・・が・・・
ユキに何回も振られた後ではないしな
俺が思うより事態は深刻なのかも知れない
お前・・・
俺がお前の事を放っておけないって理解ってるんだな・・・
きっと、意地悪をしてるんだな?
このタイミングといい時間といい・・・
だが、俺の大事な時間だと言う事は信も理解っている筈・・・
時田に信が振られる事なんてあるのか?
あんな信を好きになった時田だぞ?
だが・・・信で信だしな・・・
俺は大きなため息を吐いた
コンコン
浴室のドアをノックする
「はっ、はい?」
ドライヤーの音を消してこのはが返事をした
「このは、ちょっと・・・出てくる」
「えっ?ど、どこに?」
「・・・信の所」
「えっ!!」
慌てて出て来たこのはの・・・
なんと色っぽい事か・・・
髪は半渇き・・・
石鹸のいい匂い・・・
髪はシャンプーか、トリートメントだろう
この後、俺をその香りで誘う予定であったに違いない
ああ・・・勿体ない・・・
「信が・・・」
「そうなんですね!!早く、行って下さい!!」
「理由、訊かないの?」
「信さんが大変なんでしょう?」
何だ?モヤっとする。
このはに有無を言わさず心配されてる信の芝生が青っぽく見える
「こんな時間に連絡なんてきっと信さん大変なんですよ!!啓介さん!!行って下さい!!信さんを助けて!!」
もはや、このはの中で信は死にそうな重病人の扱いだった
神様・・・
スマホのラインの音に気がついてしまった
このはが浴室で髪を乾かす音が聞こえる
その合間にスマホを見てしまった
それがいけなかった・・・
「せ、先輩・・・助けて下さい・・・」
信からのメッセージをうっかり読んでしまい「既読」の証拠が残ってしまった
「助けて下さい。」
って・・・ラインを送る余裕があるんだな。
よし。大丈夫そうだ。
今度、助けてやるから。
今は、このはにどうやって、ああや、こうやと・・・
考えている最中に、また信からのラインのメッセージ
「もうダメかもしれません・・・」
・・・
もちろん「既読」になってしまってるだろう
「時田か?」
返信した
既読になって「コクリ」とスタンプが返ってくる
如何にも可哀相ですスタンプで返事をするから元気じゃねえか。
と、思ってしまう・・・が・・・
ユキに何回も振られた後ではないしな
俺が思うより事態は深刻なのかも知れない
お前・・・
俺がお前の事を放っておけないって理解ってるんだな・・・
きっと、意地悪をしてるんだな?
このタイミングといい時間といい・・・
だが、俺の大事な時間だと言う事は信も理解っている筈・・・
時田に信が振られる事なんてあるのか?
あんな信を好きになった時田だぞ?
だが・・・信で信だしな・・・
俺は大きなため息を吐いた
コンコン
浴室のドアをノックする
「はっ、はい?」
ドライヤーの音を消してこのはが返事をした
「このは、ちょっと・・・出てくる」
「えっ?ど、どこに?」
「・・・信の所」
「えっ!!」
慌てて出て来たこのはの・・・
なんと色っぽい事か・・・
髪は半渇き・・・
石鹸のいい匂い・・・
髪はシャンプーか、トリートメントだろう
この後、俺をその香りで誘う予定であったに違いない
ああ・・・勿体ない・・・
「信が・・・」
「そうなんですね!!早く、行って下さい!!」
「理由、訊かないの?」
「信さんが大変なんでしょう?」
何だ?モヤっとする。
このはに有無を言わさず心配されてる信の芝生が青っぽく見える
「こんな時間に連絡なんてきっと信さん大変なんですよ!!啓介さん!!行って下さい!!信さんを助けて!!」
もはや、このはの中で信は死にそうな重病人の扱いだった

