この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたがすきでたまらない
第17章 隣の芝生は青く見える
このはside


啓介さんが帰ってきた!
ウキウキしながら玄関へと小走りで向かった

「ただいま!」

「おかえりなさい!」

軽くキスをしてくれるんだけどやっぱり少し恥ずかしい
もう慣れても良い頃なんだけど・・・
それ以上の事も、その・・・もにょもにょ・・・してる訳だし・・・
夫婦だから・・・

「遅刻しなかったろ?」

それは私が急いで支度したからであって・・・
クスクス笑う啓介さんに抗議した

今日は学校だと言うのに昨日の晩もなかなか、眠らせてくれなかった
おかげで朝は目覚ましを無意識に止めてた様で遅刻するかと思った
必死でお弁当のおにぎりを用意している私の横で

(もう1日位、休んでもいいんじゃない?)
なんて啓介さんが言うから・・・

(ダメです!!学生は勤勉が仕事ですよ)
って言ったら・・・
また啓介さんはクスクスと笑って

(このはらしい)
と笑って軽くキスをしてくれた

「学校はどうだった?」

「お土産を渡すのを躊躇ったんですよ。そのサボタージュがバレたらと思うと・・・」

「サボタージュ・・・プッ」

「おかしいですか?」

「いいや。このはらしい。サボタージュいいね」

「・・・本当にそう思ってます?馬鹿にしてる感が否めません」

少し拗ねる
時々、啓介さんは私を子供扱いし過ぎてる気がするから
頬を膨らませると

「可愛いけどさ」

て、私の膨らんだほっぺを両手で包んで空気を出した

「ブッ」

って変な声が出てしまって恥ずかしくてまたまた啓介さんをジッと睨んでしまう

「お土産、喜んでくれたの?」

「多分・・・」

話を逸らすのが上手いんだから
私が納得いかなくても、答えるしかないじゃない
睨んでるの気がついてないのかな?

「・・・拗ねてる?」

「いいえ?」

私はもう一度頬を膨らませ嘘を吐いた

「拗ねてる顔も可愛いけどね」

「!!!」

真っ赤になってしまう
啓介さんの意地悪に負けないんだから!!
余裕な態度の啓介さん
手の上で踊ってる感が否めない

言い返しの言葉を必死で考える
敵わないとわかっていても、拗ねながら頭を必死で巡らせた

「そ、そう言う啓介さんも可愛いですけどね!!」

「・・・ありがとう。で、いいのかな?」

悪口を言われたら同じ言葉で言い返せ
は、間違ってたみたい

おかしいな?
啓介さんはキョトンとしてる
/816ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ