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ラブプレイ〜Hな二人の純愛ライフ〜
第32章 これがTV局
「前に一度撮影したストッキングのやつ……今回のは塗るタイプのストッキングで…」

「塗る?…」

塗る……

──…っ…

それはもしや…

「まさかマリオが晶さんに触るとかじゃないよね?…」

俺の尋問に晶さんは目を見開いたまま答えを返さない。

「晶さん?…」

「さ、…っ…」

「さ?…」

「触るっていうかっ…“塗る”……っ」

「───…っ…一緒だってそれはっ」

何言ってんだかほんとにっ…

てか、塗る方が厭らしいっての!

マリオのリアクションの派手さを知ってる分、どんなことをしたか大体の事がわかってしまう──

再び俺の中で小さな嫉妬が渦を巻いた。

怒られて気まずい顔で目を泳がせる晶さんを覗き込む。

「ねえ、晶さん…もしかしてさ…」

「………」

「俺、…これ…全部俺のなんですけど…っ…て世界中に言って回らなきゃイケナくなる?…」

「……っ…」

口にしながら切なくなってくる──

俺は一体何度こんな思いをさせられるのか?

晶さんは真面目に問う俺に困った顔で苦笑いを浮かべ、返していた──。

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