この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
隷吏たちのるつぼ
第6章 第五章 誨淫の舎

首に抱きついたまま、狂乱したように髪を振り乱す。キスに熱中するあまり、死角で準備されていた三本目に気づいていなかった。
小渦を巻き、手心なく浣腸液が体内へ入ってくる。
「入んない、入んないってばっ、ああっ。ううおっ、はいんな……」
「おいうるせえよ。ベロチューはどうしたっ」
「だ、だって……、おむっ!」
請願しようと開いた口内へ強引に舌が入り込んでくる。目を塞ぐ布に涙が滲んだ。
キスをしている間に、三本目が済んだ。苦しみは入ってきている時のほうがまだマシだった。流入が無くなると、逆流の勢いが凄まじい。嘴管を吹っ飛ばしてしまいそうだ。
「んぁ……、も、もれ……」
「おい、車の中でぶっぱなしたら、ぶっ殺すぞ」
「んなこと、いった、って、ああっ……、ほん……と、出るっ、ねえ、出るってばっ、ねえっ!」
事実、徐々にチューブが抜け出始めていた。
服を着たまま、車に乗ったまま、ガニ股姿で征四郎にしがみついたまま──先端が括約筋を通り過ぎた瞬間、そんな絶望を覚悟したが、すぐに噴出口が蓋に密せられた。
「んっく! ……はぁ、ん」
栓が押し入れられる圧迫は一過的なもので、チューブよりも断然太い異物は、容易に腸壁で抱きしめることができた。「……ああっ、でも、や、やっぱりダメッ!」
しかし征四郎が指を離すと、入ってきたばかりの栓がググッと後ろへ押し出されていく。
(えっ!)
後退する異物が、何かにコツンと当たって止まった。視界は閉ざされているのに、思わず前にいる征四郎へ顔を向けた時、
「うおっ……!」
二つ目が入ってきた。
手が離される。だがそれでもまた、徐々に後退し始めた。
「もっといくか?」
闇の中聞こえてくる。
悠香梨は頻りに頷いた。
「ちゃんとオネダリしろよ」
「お、おねがいっ」
「します、だろ?」
「おねがいしますっ。も、もっとっ……」
小渦を巻き、手心なく浣腸液が体内へ入ってくる。
「入んない、入んないってばっ、ああっ。ううおっ、はいんな……」
「おいうるせえよ。ベロチューはどうしたっ」
「だ、だって……、おむっ!」
請願しようと開いた口内へ強引に舌が入り込んでくる。目を塞ぐ布に涙が滲んだ。
キスをしている間に、三本目が済んだ。苦しみは入ってきている時のほうがまだマシだった。流入が無くなると、逆流の勢いが凄まじい。嘴管を吹っ飛ばしてしまいそうだ。
「んぁ……、も、もれ……」
「おい、車の中でぶっぱなしたら、ぶっ殺すぞ」
「んなこと、いった、って、ああっ……、ほん……と、出るっ、ねえ、出るってばっ、ねえっ!」
事実、徐々にチューブが抜け出始めていた。
服を着たまま、車に乗ったまま、ガニ股姿で征四郎にしがみついたまま──先端が括約筋を通り過ぎた瞬間、そんな絶望を覚悟したが、すぐに噴出口が蓋に密せられた。
「んっく! ……はぁ、ん」
栓が押し入れられる圧迫は一過的なもので、チューブよりも断然太い異物は、容易に腸壁で抱きしめることができた。「……ああっ、でも、や、やっぱりダメッ!」
しかし征四郎が指を離すと、入ってきたばかりの栓がググッと後ろへ押し出されていく。
(えっ!)
後退する異物が、何かにコツンと当たって止まった。視界は閉ざされているのに、思わず前にいる征四郎へ顔を向けた時、
「うおっ……!」
二つ目が入ってきた。
手が離される。だがそれでもまた、徐々に後退し始めた。
「もっといくか?」
闇の中聞こえてくる。
悠香梨は頻りに頷いた。
「ちゃんとオネダリしろよ」
「お、おねがいっ」
「します、だろ?」
「おねがいしますっ。も、もっとっ……」

