この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷吏たちのるつぼ
第6章  第五章 誨淫の舎
 下腹だけでなく、悠香梨のいる空間じたいも波打っていた。SUVはいつしか荒道に入り、大きなタイヤを活かして路面に空いた穴を越えていた。車体が揺れる。その波長が体内の周期と少しでもズレると、雷号が轟いて、括約筋に猛烈な負担かかった。

 世界を揺らされていると、不意に頭に何か被せられて、視野が闇に閉ざされた。

 アイマスクだ。逆らおうにも、再び腹が轟いたので手を離すことはできなかった。

「……えっ、えっ?」
 視覚を奪った上で肩を引き寄せられ、「んむっ」

 嗅覚が感づいた時には、触覚と味覚を侵された。涎まみれの唇が押し当てられ、脳に響く水撥ねの音が聴覚をも領べてくる。

「おふっ……、おらっ、口開けよお」

 かつてあれほど嫌がった征四郎とのキスなのに、悠香梨は口を開けると、だらしない声を漏らして舌を差し伸ばした。遠慮なく舐ぶられ、弾かれ、唾液の交換を強いられる。不快だ。だが不快さによって、いっとき腹痛を忘れることができた。

 車内に唾の撥ねる音が立つ──もう、それだけしか聞こえない。すでに駐車されており、エンジンも切られていた。

 キスに耽溺する悠香梨は、自分がどこにいるのか理解しようとはしなかった。口端から涎が垂れそうになって、息と一緒に飲み込み、その時間を惜しむようにすぐに口腔を開け放って、征四郎の舌を迎え入れる。

「はがっ……、ちょ、うごかさ……、ないで」

 ウエストを抱えられて腹痛を思い出した。運転席へと引き寄せられ、そのまま跨らされる。どこかに手を付きたかったが、腹から離すことはできなかった。脚を開く格好になったぶん、皺口の不安が増す。

「は……、こ、この、かっこ……、だめっ、やば、も、もれ」

 嘴管は挿しっぱなしだが、ここまで下肢を広げてしまうと、栓にしてはあまりに細すぎた。しかし、そんな苦境に陥っているのに、ディープキスをやめることもできない。隣接する肉祠は、嬲られる口唇から性感が送り込まれ、誰も触っていないのにビクビクと引き攣り続けている。

「あはぁっ!!」
 突如、唾液の飛沫を散らして天を仰ぎ、ずっと腹から離せなかった手を前へ伸ばして飛びついた。「ああっ、……むりっ! むりだって、いやあっ!!」
/188ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ