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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第27章 飛べない鳥・・・
『やだ・・・っ・・・ぃゃ』


『・・・』



深夜とは言え
普段は人通りのある道に面したマンション

この部屋の窓は、正に
その景色が一望できる方角に面している






カズキはマリアを抱えた腕を

マリアの太もも…両脚を

左右に思い切り開かせて

秘部を窓にピッタリとくっつけるように

その姿を晒させた







『気分はどうだ・・・まりあ?』





『~~~~っ・・・』





暗い上に、人など通っていない時間…

通って見たからと言って

見えないかもしれない




けれど・・・



そういう問題ではない





異常も異常なまでの行動





『ハァっ…ハァっ…カズキ・・・やめて』




『・・・眺めは?…どうだ?』






『ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・』






『誰かに見られてると思って

また感じたのか?・・・淫乱だな』






『ごめんなさい・・・ごめんなさいっ』







大粒の涙がこぼれ

許しを請うことしか出来なくなったマリアは

過呼吸を起こしかけている







ズチャ・・・







窓に押し当てられた秘部がようやく離れ

マリアは床に足をついた






『ふふ・・・窓までこんなに汚して』






『ごめん・・・なさい・・・っハァ…ハァ』







・・・トン






『~~っ…』






グニュ・・・っ





カズキにそのまま背を押され

窓に胸が貼り付くように押し付けられる




『~~っ…!!』




『・・・恥じらいがあるのか?

これくらい、なんてことないだろう?

お前のような…恥知らずな女には』








『っ…ハァっ…ハァっ・・・ゴフッ』









ボタッ・・・ボタボタっ・・・








『うっ・・・、ゴホッ・・・っ、ぅぅ』








マリアは、あまりの異様な行為に

気味の悪さに加え

過呼吸を起こしかけた苦しさに

呼吸が合わず

ついに、その場で嘔吐した








『フン・・・これから、じっくり

自分のしたことの罪を償えよ』





『ォエ…っ…ゴホゴホ・・・~~』





当然のように
マリアを庇うこともなく

マリアへの制裁に一旦の満足をして
カズキはさっさと書斎を出ていった
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