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かごのとり ~ 家出娘の家庭事情 ~
第27章 飛べない鳥・・・
マリアは両手を必死に突っぱねて

目の前の鏡を倒して逃れた



『っ…ハァっ…ハァっ…ハァ』






ドックン…ドックン…ドックン…ドックン




心臓の激しい鼓動と

恐怖に震える自分の脚



〃私は・・・受け入れられない〃






『まりあ・・・なんの真似だ?

言うことを聞けと言ってるだろ』






『~~…やめて・・・カズキ』





〃私は・・・二度と誰も

もう誰も受け入れられない

あの人以外の男性(ひと)は

受け入れられない・・・

例えそれが…戸籍の繋がりを持った

夫だとしても・・・〃









『身の程を・・・わきまえろ』








パシン・・・っ




ついにその手がとんできて
マリアの頬を直撃する




『俺は、お前の犯した罪を

自覚させてやってるだけだろう!!』






ガタン……ガタっ




カズキが机のパソコンを払いのけ
マリアを机にうつ伏せにして
脚を開かせると
秘部に思い切り指を挿し込んだ






『あぁっ・・・っ、いやっ…いやだっ』






ズプ……っ



ズプズプ…っ






『痛いっ・・・いたい…いたいっ…』





『~~っ・・・』




ズチュっ…




防衛反応で濡れたマリアの下半身から
指を抜き取り、カズキはマリアを再び
咎め立てた




『あ~あ~あ・・・このザマだ

まりあ・・・お前は誰でも良いのか?

あの男も、さぞかし泣くだろうな…フフ』






『やめて・・・、お願い…っ』






『心も体も乱れきってるんだ

その卑猥な姿を…うんと晒せ・・・っ』






『っ・・・!?

きゃぁぁっ・・・っ・・・』






マリアの体が太ももを持ち上げる形で
抱き上げられ

そのままカーテンの…窓の方に
運ばれた




『カズキっ…やめて!…もうやめて!』




『ふしだらで、どうしようもない女め

少しは恥を知れ…

だらしないその姿を…せいぜい見てもらえ』






『いやぁっ・・・っ!!』






シャッ・・・



カズキはマリアを抱えたまま

足でカーテンを開けると




窓に・・・外に向けて

マリアのその体を晒した
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