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第50章 真、彩香を守るために

二つを見比べると分かりやすく、

何やら三人の受付嬢達が

こそこそ話しながら、

チラチラ高梨を見て何かを

話しているのが見てとれた。

そこへ車が入ってきて、運転手がおりてきた。

玄関ホールの中をじっと見ていた。

受付嬢達の顔付きが変わってきた。

運転手が言ってたように、

般若のような怖い顔で、

高梨の方を睨んでるようだった。

できるだけアップにして見てみた。

やはり何か言いながら、

三人で笑ったり、

睨み付けたりしているようだった。

専務「ちょっとストップしてくれ」

秘書と警備員に

「ご苦労様。ありがとう。もう良いよ。」って

言って退室させた。

専務「さぁ、君達、自分で見るかな？」

秘書達が映ってる映像を、秘書達の方に向けて

最初から再生した。