この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
遠い日の約束。
第13章 混在する記憶


───…


桜??
桜の花びらが舞っている。
大きな大きな桜の気が狂うように咲き乱れていた。
辺りは一面の田畑。
そして奥に大きな家が建っていた。
今度はあそこに行ってみようか…
いや…ここで待っていれば必ず会える。
誰に?
分からないけど会いたい人に会えると分かる。
桜が散りゆくのを見ながら辺りを散歩する。
田んぼのあぜ道を歩きながら、またしても懐かしさを感じていた。

『………結婚式当日に………いかな?」

『……うれし…』

風に乗って人の話し声が聞こえてきた。
その声を探してみれば、先ほどの大きな桜の木の下にふたりの人影が浮かび上がる。
近づきながら、そのひとりが私を美弥と呼んだ男性だと気がつくのに時間はかからない。
だけど、あの時より少し若く見えるのはなぜだろう

『美弥の両親もいるから…はっきりと美弥と結婚したいって言うから』

彼女が美弥なんだ。
そして、さっきの女の子?
意味が分からない。
これは誰かの記憶?
だけど分かることは、ふたりは恋人同士で近い将来結婚するということ。
/723ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ