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遠い日の約束。
第13章 混在する記憶
「強情だね。少し時間をあげるよ。その間に考えといて。立花さんが帰ってくる時まで痛みを与えられるか、同意のもと、俺に抱かれるか」

新しいおもちゃでも買い与えられたように楽しそうに笑って、私の上から降りてベッドルームから出て行こうとした。

「そうだ。痛みを取るなら、今まで以上に痛いって覚悟してね。俺…泣き叫んでる華見てるとゾクゾクしたんだ…知らなかった俺の性癖。俺ってSだったみたい」

にっこり笑って出て行った高宮くんの笑顔は悪魔の顔をしていてゾッとした。
そして絹子さんの事を思い出した。
性的虐待を受けて、いまだにフラッシュバックで悩む程辛い経験をした絹子さん。
私も同じ目にあうのかもしれないと思うと『抱いてほしい』と言った方がいいのかしれないという気持ちが増していく。
俊樹が戻ってくるのは3日後
あと3日、あの痛み以上の痛みに耐えなければいけないと思うと心が折れそうになる。

『抱いてほしい』って口にすれば楽になれるのかな…
俊樹じゃなくて高宮くんを受け入れたら…楽になれるのかな…
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