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身代わりの王妃~おさな妻~続・後宮悲歌【후궁 비가】
第5章 第一話【桜草】 別離という選択

しかし、今のユンは明姫の想いとはまったく異なることを口にした。
「そなたの素性を私は知っている」
「―」
刹那、明姫の思考は現実に引き戻された。
「ご存じだったのですか?」
ああ、と、ユンが頷いた。
その間もユンの手は動きを止めない。髪のから次第にゆっくりと下降し、咽、鎖骨を指でつうっとなぞり、ついには豊かな胸の突起に辿り着いた。
「明姫の胸の蕾は美しいな。桜草の色と同じだ」
ユンの悪戯は度を超してゆき、乳房の突起を捏ねたり揉んだりする。
「そなたの素性を私は知っている」
「―」
刹那、明姫の思考は現実に引き戻された。
「ご存じだったのですか?」
ああ、と、ユンが頷いた。
その間もユンの手は動きを止めない。髪のから次第にゆっくりと下降し、咽、鎖骨を指でつうっとなぞり、ついには豊かな胸の突起に辿り着いた。
「明姫の胸の蕾は美しいな。桜草の色と同じだ」
ユンの悪戯は度を超してゆき、乳房の突起を捏ねたり揉んだりする。

